「How are you?」
と聞かれたらあなたは何と答えますか?
日常会話の基本中の基本のあいさつですが、ふだん英語を話さないと何と返事をしようか戸惑のではないでしょうか?
今日は、「How are you?」に英語スピーカーが答えたフレーズを、多かった順にご紹介します。
中学校の英語でならった、
「I’m fine, thank you. And you?」
しか出てこない、というそこのあなた。
ここで覚えたフレーズを、その日のコンディションに合わせてかっこよく使い分けてみてくださいね。
How are you?の返事
「How are you?」
の返事についてまず私が1番にお伝えしたいのは、
「I’m fine, thank you. And you?」
と答える英語スピーカーは1人もいませんでした。
今回、私が英語を学んでいるオンライン英会話のネイティブキャンプで、先生にHow are you?と投げかけた返事の結果をありのまま、お伝えしていきます。
調査内容はいたってシンプルで
- 「How are you?」とまずこちらから挨拶をする
- ネイティブスピーカーは何と返事するか
というもので、14人の先生を対象に調査しました。
普段のあいさつは、オンライン接続が完了すると大体どの先生もすぐにHiやHelloと言うので、それにこちらが返事をするスタイルでした。
なので今回この調査をするために、私は頑張りましたよ。
先生に先を越されないようにすかさず「How are you?」ね
それではさっそく、調査結果を見ていきましょう。
1位:Hi/Hello
14人中9人の先生が最初に「Hi.」か「Hello.」と言いました。
その内訳は、Hiが9人でHelloが5人です。
1人だけ、「Hi,hello.」と両方言いました。
そして9人のうち7人の先生は、「Hi/Hello」のあとにすぐ「How are you?」と聞き返してきました。
はい以上、おしまい。
さすがにまだ終わりませんが、これが分かったら「How are you?」の返事がグッと身近で簡単なものになりましたね。
そうなんです、あれこれ何を言おうとひねったりせずシンプルに、
「Hi」か「Hello」と言っておきましょう。
HiかHelloどちらを使うかですが、今回は
- 英会話レッスンの先生と生徒という関係
- 1人の先生をのぞいて13人は初対面の先生だった
というシチュエーションだったので、少し改まったHelloを使う先生もいました。
親しい友達や家族などもっと近い関係の相手なら、Heyというのも使えますが、とてもくだけた言い方なので気をつけましょう。
My manとはイツモ「Hey」をツカウヨ
「Hi」が1番、オールマイティーに使いやすいです。
2位:I’m good/Alright
第1位のHiやHelloを言わずに自分の状態を説明する返事をした人が4人いました。
「I’m good」が2人、「Alright」が1人、「Great」が1人です。
でもそのあとに「How are you?」と聞き返してくれる先生がほとんどでした。
聞かれたら聞き返す。キホンデスネ。
ネイティブキャンプ でリアルなHow are you?の返事を体感
3位:How are you?
1人だけ「How are you?」と返事をしたフィリピン人の先生がいました。
こんなの初めて!
「How are you?」に「How are you?」で返してくるとは。
最初は衝撃が走り、思わずそのあと先生になぜ今「How are you?」と返事をしたのか質問をしました。
んーーー、あまり深い意味ナイデスネ
それで分かったのは、これはよくある挨拶のパターンなのです。
日本語でも
A:「おはよー」
B:「おはよー」
もしくは
A:「おつかれ」
B:「おつかれ」
といった、同じフレーズでそのまま返事をすることはよくありますね。
それと同じ感覚でとらえれば、この「How are you?」返しも違和感なく受け入れられます。
「How are you?」に「How are you.」で返すという究極に簡単な返事の仕方。
かんたん度合いが 「Hi」を超えてきたね
返事のフレーズが他になにも出てこないときは「How are you?」と相手の言ったことを真似するだけでOKです。
How are you?は軽いあいさつ
14人のうち、何度かレッスンを受けているアメリカ人の先生に「How are you?」の使い方について聞いてみました。
どうも、日本人が思っている「How are you?」と英語スピーカーの「How are you?」を使う感覚にはズレがあるようです。
私もそうでしたが、「How are you?」と聞かれたら
えーーっと、んーーーっと…
今日はそうだ、とても元気だから/ちょっと疲れているから/まあいつもと変わらないからと、きちんと自分の状態を答えなければならないと思っていませんか?
でも、英語を母国語・公用語として使う人にとって「How are you?」は、「やあ」「どーも」「おつかれ」みたいな感覚です。
そう、相手はあまり大きな意味を込めずに「How are you?」と言っているので、こちらも構えずに「Hi,How are you?」と返事をすればそれでOKです。
考えこまずにサラッと答えて流してホシイデスネ
もちろん、「I’m good.」や「Alright.」など、サラッと自分の状態を答えてから、Because…と理由を言って会話を広げるのもいいでしょう。
まとめ
今回は、「How are you?」と聞かれたときに何と返事をすればいいのか、英語スピーカーに調査した結果にもとづいて書いてみました。
14人の英語スピーカーにたずねた結果1番多い答えは「Hi」でした。
「I’m fine, thank you. And you?」
は間違いではないですが、実際の英語を話す国ではほとんど使われていないことがこれで分かりましたね。
「How are you?」に「How are you?」で返すオウム返し挨拶にはおどろきましたが、日本語でもよくある「どーも」「おはよう」の様な声かけ程度の軽いあいさつだと思えば納得できます。
これでもうあなたも「How are you?」が怖くないですね。
次に機会があったら考えこまずにサラッと「Hi」「Alright」「How are you?」などを使って、COOLに決めちゃいましょう。
ネイティブキャンプってどんなところ?
ネイティブキャンプには世界100ヶ国以上の先生がイマス。
だから答えは1つじゃなく、バラエティに富んだ英会話のパターンが学べマスネ。
よし、目指せ100ヶ国レッスン!!